全国不動産物件情報ブログ「和室」

外断熱高気密工法について

2011.12.16

従来の内断熱に比べて断熱性が格段に高い。木造でも鉄筋コンクリート造でも同様に使える(断熱材は違うが理屈は同じ)。私も1昨年、初めて外断熱の木造住宅を設計したが、その現場で冬の工事中であり暖房が入っていないにもかかわらず、寒い外から監理のために室内に入ると、照明や電動工具、職人さんたちの体温などから発する熱を蓄積しているためか、何となくホワーツと暖かいことを実感した。ただし工費は木造において4〜5%増加する。

[参考]
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外断熱高気密工法では、建物全体の外側に、基礎まで含めて、断熱層をオーバーを着せる感じで設ける。床下もコンクリートを打つので、土台なども乾燥していて腐朽が起こらない。床下を収納に利用しても安心である。屋根は内断熱になるが、通常の住宅のように天井上ではなく、屋根の野地板の下に断熱層を設けるので、小星畏収納の温度も家全体と同じく安定し、真夏でもジリジリとした暑さはない。しかしながら「内断熱だと必ず壁体内結露やそれに起因する腐朽が起こる」と決めつける書物(コラムBで取り上げる松井修三著『「いい家」が欲しい。』など)もあるが、そこで対象とされているのは、壁体内通気層を取らず、壁のなかに断熱材をぎっしり詰め込んだ単純な高断熱住宅に限られる。これらの内断熱は、その害が判明するまで「高断熱は省エネになる」という理由で、首都圏でも北海道並みに100ミリの断熱材を柱の間に詰め込むことが奨励されたのだった。したがって壁体内通気を前提とすれば内断熱すべてを否定するのは誤りである。壁体内に通気層を取って内部結露を防止するのは、建築家の常識であって、そうでないのは断熱を重視する一時の風潮に、安易に(壁体内結露について無知なまま)追随した中小工務店の設計施工住宅に限られる。





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