モルタル仕上げの木造は、いったい何年もつのだろうか。通常でわずか三十年を経過すると大規模改修か建て直しが必要となる。一般の木造住宅では、柱が二一○ミリ角以上で六十から百年程度。柱と梁に木材の中心部だけを使った心材、しかも二〇センチ以上の部材を用い、乾燥した環境のよいところに建つ住宅で三百年というのが通常の限界である。これ以上になるとメンテナンスが大変になり、維持費用がかかりすぎてしまう。お寺などは、部材が太く、しかも宮大工が早め早めに点検して継ぎ足しや腐った部分の入れ替えを行っているので何百年ももっている。
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